オルツ(東京都港区)は、イー・アソシエイツ(東京都千代田区)と共同で、AIを活用した株主総会の質疑応答準備支援サービス「smartQA」を開発した。このサービスは、上場企業のIR戦略をサポートし、株主総会の準備業務を効率化することを目的としている。

「smartQA」は、オルツの開発した大規模言語モデル「LHTM-2」を基盤にしており、正確性と秘匿性を重視している。この技術を用いることで、想定問答の作成にかかる時間を削減し、株主総会の準備の質を向上させることができる。

今後、オルツとeAは、それぞれのAI技術とIRサービスの専門知識を組み合わせ、より専門性の高いIRサービスの開発を進める予定だ。これにより、上場企業のIR活動の効率化と高度化を図る。

「smartQA」は、正確な出力を実現するために、学習させたデータのみを使用し、不要なデータを排除する。また、安全な利用環境を提供し、企業ごとに独立したAIエンジンやデータベースを設置することで、情報漏洩のリスクを最小化している。

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