Jenify.ai（本社：東京都）は、自然言語を用いた対話式のアプリ開発インターフェイスを備えた新しいツールを発表した。従来のノーコード開発ツールにはない柔軟性を提供し、アプリの設計・開発を容易にする。同社のウェブサイトでは、その特徴や利用方法について詳細に説明している。

同社が公開したデモ動画では、自然言語を使った開発プロセスが紹介されている。ユーザーは「プロンプトウィザード」を通じて、アプリの目的や要件を入力し、生成AIがそれに基づいて全体設計を行い、最終的にアプリケーションを構築する。このプロセスはテキストだけでなく、音声や将来的には画像入力にも対応する予定だ。

Jenify.aiはGUIによる開発もサポートしており、ユーザーは好みに応じて開発手法を選択できる。加えられた変更は生成AIを通じて詳細プロンプトに反映され、バージョン管理機能により変更履歴が記録される。これにより、開発のトレーサビリティが保証される。

現在、Jenify.aiはクローズドαテストを実施中で、ウェブサイトでウェイトリストの受付を開始している。登録者には優先的にテストへの参加が提供される。当初はプロトタイプ開発やプログラミング教育に利用されることを想定しており、今後適用範囲を広げていく計画だ。