ライフマップ（東京都渋谷区）は、高校生向けにLINEを活用した進路相談ツール『AI進路サポーターβ』の提供を開始した。これにより、学生はいつでも気軽に進路に関する相談が可能となる。同社はこれまで、月2回の個別進路相談会『らいしん！』を実施しており、社員がリアルタイムで対応していたが、時間に限りがあるため、より柔軟なサービスを求める声に応えた形だ。

『AI進路サポーターβ』は、生成AIを用いて24時間体制での相談対応を実現している。AIは「コレカラ進路.JP」のデータベースや過去の『らいしん！』の相談記録を学習し、高校生の質問に適切な回答を提供する。同社は、収集した相談内容をもとにAIを継続的にアップデートし、サービスの向上を図る予定である。

利用方法は簡単で、LINE公式アカウント「コレカラ進路.JP」を友だち追加し、「AI進路サポーターβ」をタップするだけ。トーク画面から相談内容を送信すると、AIが対応する。ただし、社員によるリアルタイムの返信は『らいしん！』開催日に限定される。教育分野におけるAIの活用は、今後も拡大していくことが予想される。