MOGUKATSU（東京都渋谷区）は、グルメ特化型飲食店PRプラットフォーム「モグカツ」を運用している。同社は、飲食店のSNSアカウント運用をサポートする新たなBASICプランを2023年11月21日にリリースすると発表した。BASICプランには、OpenAI社から公開されたChatGPTのAPIを活用した画像からテキストを自動生成し、SNS投稿に活用できる「飲食店SNS投稿サポート機能」が実装されるという。

「モグカツ」はこれまで、スマホ一つで空席を招待席に変えることを目指し、飲食店とグルメに特化したインフルエンサーのマッチングを通じて新たな出会いを創出してきた。その一方で、飲食店にファンが定着し、来店が増えることをサポートするためには、マッチングによるPR拡散で認知を得た上で、飲食店のSNSアカウントが充実していることが重要と考えている。そのため、新たにBASICプランを設け、グルメインフルエンサーとのマッチングによるPR投稿と、飲食店の魅力を定常的に伝える店舗SNSアカウント運用の両輪を回すことができるようにしたという。

新設するBASICプランには、OpenAI社の最新AI技術を使った「飲食店SNS投稿サポート機能」が実装される。この機能は、グルメに特化したインフルエンサーとマッチングし、来店してもらった際に提供されたSNS投稿用画像からボタン一つでSNS投稿文を生成する。これにより、SNS投稿用に調理、セッティング、撮影、画像加工、投稿文作成などを行う手間を解消し、飲食店SNS運用のDX化をサポートするという。

また、OpenAI社が提供する最新AI技術GPT-4 Turbo with vision【gpt-4-vision-preview】は、インプットされた画像を認識・分析し、AIがテキストを生成するAPIである。モグカツはこの機能を応用し、飲食店の料理画像などから「SNS投稿用キャプション」を自動で生成する。これにより、開店準備や通常の営業活動で忙しい飲食店のSNS運用をアシストするとのことだ。