DataSnipper（オランダ・アムステルダム）は、AIを活用したクラウドポータルを提供するUpLinkの買収と、AI搭載資料検証ツールDocuMineのリリースを発表。これにより、監査エコシステムの構築に向けて進展。シリーズB資金調達で1億ドルを集め、企業価値は10億ドルに。

監査人が情報確認に多くの時間を割いている現状に対し、DataSnipperはUpLinkとDocuMineを導入。これらは大規模言語モデルとアルゴリズムを用い、資料分析を自動化し、情報抽出を迅速化。監査人の生産性向上と業務の新スタンダードを確立。

UpLink（アメリカ）のCEO、Alex Maher氏は、生成AIが監査業界を変え、顧客が従来の2倍の速さで業務を完了し、高品質な結果を得ていると述べる。DataSnipperのエコシステムへの統合により、監査・財務プロへのさらなる価値提供を実現。

DataSnipperは、2017年設立以来、世界125カ国以上で50万人以上が利用するプラットフォームを提供。Big 4監査法人も導入し、オランダで急成長するテック企業として注目されている。UpLinkは、AIを駆使した資料管理プラットフォームとして、監査・会計チームの業務効率化に貢献。