エイジステクノロジーは、アルコール・ミクロと共にArm® Total Designへの参加を発表。このエコシステムは、Neoverse™コンピュートサブシステムを基にしたカスタムSoCの提供を目指す。両社は、エイジスの集積回路設計とArm技術を組み合わせ、新しいチップレットソリューションを実現する。

Arm Total Designの一環として、エイジスグループはAI HPCサーバーチップの商業化を加速。エイジスはUCIe IPを提供し、アルコール・ミクロはCoWoS®パッケージングサービスを提供。ArmはNeoverse CSS V3プラットフォームを供給し、高性能なAIサーバーソリューションを可能にする。

Armのエディ・ラミレス氏は、「Arm Total DesignはAI計算需要に特化したソリューション開発を加速する重要な役割を果たす」と述べる。エイジスグループとの提携により、AIおよびHPC向けのArmベースチップレットを最適化し、新しいソリューションを実現することに期待を寄せる。

エイジスグループのスティーブ・ロー氏は、「生成AIアプリケーションの普及とHPCへの需要増加に対応するため、Armと協力し、AIチップ技術の変革を主導する」とコメント。エイジスとアルコールは、この提携がチップレットアーキテクチャの進展を促し、生成AIの採用を加速させると確信している。