大阪国際工科専門職大学（大阪）は、高度デジタル人材の育成に注力している。2021年4月に開校し、AIやIoT、ロボット、ゲーム、CG分野で実践的な教育を提供。学生たちは、高校生向けAIチャットボット「Chat-IPUT」を開発し、大学選びのサポートツールとして提供している。

「Chat-IPUT」は、大学生が企画・開発したAIチャットボットで、高校生が大学生活について質問できる。このチャットボットは、オープンキャンパスや公式ウェブサイトで利用可能で、10月15日までの公開期間延長が決定した。

プロジェクトチームは情報工学科とデジタルエンタテインメント学科の学生で構成され、約半年の開発期間を経て完成。生成AI、UI設計、チャットボットデザインなど、全ての開発工程に携わった。この経験は、ICT学習の成果を示すとともに、学生のスキル向上にも寄与している。

学生たちは、このプロジェクトを通じて、インターネット上での大学情報の拡充を目指した。プロジェクトメンバーのインタビュー動画も公開中で、学生たちの活動やオープンキャンパスの様子を紹介している。大阪国際工科専門職大学は、先進的な教育と産業界との連携を強化し、将来のデジタル分野で活躍する人材を育てていく。