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Airion（東京都中央区）は、AI技術を活用して社会実装を専門に行う東京大学発のスタートアップで、人事、総務、情報システムなどの社内問い合わせ対応を自動化するAIチャットボット「キケルくん」のサービス提供を開始した。キケルくんは、社内の規定や資料を参照して、よくある社内からの問い合わせに対して高精度で自動回答するAIチャットボットサービスだ。キケルくんの開発背景には、人事、総務、情報システムなどの部署の担当者からの悩みがあった。それらの課題に対して、Airionが強みとする自然言語処理技術を用いて解決を図ることができると考え、キケルくんの開発に至った。キケルくんの導入による効果としては、主に以下のようなことが見込まれる。キケルくんの特徴は、①社内資料など独自情報に基づいた回答生成、②独自開発のAIアルゴリズムで高い回答精度を追求、③現在利用中のビジネスチャットにそのまま連携可能、の3つだ。特に、キケルくんは社内FAQなどの独自情報を参照して回答することが可能で、より便利なAIチャットボットとして利用できる。また、情報系専攻の東大生を中心としたメンバーが自然言語処理の研究・開発を重ね、高い回答精度を追求している。導入までの流れは、問い合わせから導入まで約1力月で、スピーディーに利用開始できる。