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ハイラブル（東京都豊島区）は、対面の話し合いを可視化するサービス「Hylable Discussion」に新機能「マップ機能」を追加した。この機能により、教師はブラウザー上でリアルタイムに複数のグループワークを一覧できるようになる。発話が少ない児童・生徒へのアラート通知や、音声によるメッセージアナウンスも可能だ。

新機能の開発は、フォーカスシステムズとの共同研究をきっかけに始まった。教育現場での限られた時間内での学びの質向上に貢献することを目的としている。Hylable Discussionは、これまでに7万人以上の会話を分析し、教育現場での新たな特徴の発見やメタ認知能力の向上に役立てられてきた。

マップ機能は、教室全体を俯瞰し、適切なタイミングで介入するための支援を提供する。発話内容のリアルタイムテキスト表示や、発話が少ない児童・生徒へのアラート機能、グループへの音声アナウンスなどが特長だ。これにより、教師は全グループの進行状況を把握しやすくなる。

今後は、生成AIの技術を活用し、自動ファシリテーション機能の実現を目指している。ハイラブルは、コミュニケーションの豊かさを音環境分析で支援することをミッションとしている。新機能に関する詳細やお問い合わせは、ハイラブルの公式ウェブサイトまたはメールで受け付けている。