Automation Anywhere（カリフォルニア州サンノゼ）は、非GAAPベースで4四半期連続の営業利益を達成し、第2四半期の成績が良好であることを発表。新規及びアップセル予約の70%以上がAIを活用した自動化ソリューションによって牽引されている。同社のCEO兼共同創業者Mihir Shukla氏は、AIと自動化への需要が高まっていることを指摘。

同社は6月に、AIと自動化を組み合わせた新しいAI + Automation Enterprise SystemをImagine 2024で発表。このシステムは、GenAIプロセスモデルを活用し、複雑なAIプロセスの自動化を加速。新しい自律型AIエージェントを含み、企業の効率を大幅に向上させることが可能に。

ビジネスハイライトでは、20万ドルを超える大型案件が前年比70%増加。100万ドル規模の顧客が増加し、主要地域で好調な業績を達成。6月の製品発表以来、AIエージェントの顧客案件が増加し、新記録を樹立。キャッシュバランスも拡大している。

第2四半期の他のハイライトとして、Document Automationが急成長している製品ラインの一つに。顧客ネットプロモータースコア（NPS）は12%上昇し、顧客ロイヤルティが向上。大企業のライセンス利用率が75％を超え、SaaS業界の上位に位置。Gartnerの2024 Magic Quadrant for Automationでは、6年連続でリーダーと評価された。新しいAI + Automation Enterprise Systemの発表や、Microsoftとのパートナーシップ拡大などが挙げられる。