ココナラ（東京都渋谷区）は、9月11日よりGoogleのAIモデル「Gemini」を用いた「ココナラAI購入アシスト（β）」の試験提供を開始すると発表した。同社が運営する「ココナラスキルマーケット」は、個人のスキルをオンラインで売買するプラットフォームで、多岐にわたるカテゴリで90万件以上のスキルが出品されている。

新機能「ココナラAI購入アシスト（β）」は、利用者のニーズに合わせたサービスをAIが提案するもので、特定のサービス名を知らなくても、希望に沿った選択肢を提示する。利用者は対話を通じて、自分に適したサービスを見つけることができるようになる。

また、このAI機能は価格帯や納品期間の相場を表示し、利用者が事前にコストを把握できるようにする。ココナラは、AI技術を活用したサービスの拡充を進め、利用者と出品者の双方にとって使いやすいマーケットプレイスを目指すとしている。

なお、ココナラは「ココナラ法律相談」を含む複数のメディアとエージェントサービスを展開しており、今後もAIを活用した新たな機能開発に注力する方針だ。詳細はココナラの公式サイトにて確認できる。