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Exa Enterprise AI（東京都港区）は、生成AIの利用実態に関する調査を実施し、262社310人の回答を得た。2023年4月から継続して行われているこの調査は、全社導入が約6割に増加し、組織内での利用が本格化していることを示している。RAGについても、5割以上が取り組んでいると回答した。

調査結果は、Exa Enterprise AIのウェブサイトからダウンロード可能である。RAGは、顧客独自のデータを生成AIで加工・分析する機能であり、より正確な回答が得られるため注目されている。また、全社的な導入が約6割に達し、組織利用率も「8割程度利用」が2割に上昇している。

個人の生成AI活用レベルに関しては、日常的に使用するレベル5が約5割に増加し、最大多数を占めるようになった。RAGの取り組み状況では、2割以上が業務で活用しており、5割以上が取り組んでいる。しかし、活用レベル3では未着手が7割以上と、差が出始めている。

AIエージェントに関しては、約5割が「関心あり」と回答。特に活用レベルが高い層での関心が高い結果となった。Exa Enterprise AIは、生成AIの活用促進とRAGの民主化を進めており、AIエージェントの検討も進めている。企業の生産性向上に貢献する技術として、その進歩に期待が集まっている。