FIXER（東京都港区）は、エンタープライズ向け生成AIプラットフォーム「GaiXer」にOpenAI社の「OpenAI o1-preview」と「OpenAI o1-mini」を搭載したと発表した。これにより、GaiXerはより複雑な問題を解決できるようになるという。

新たに搭載された「OpenAI o1-preview」は、科学やコーディング、数学の難問に対応可能なモデルである。一方、「OpenAI o1-mini」はSTEM分野、特に数学とコーディングに特化したコスト効率の高いモデルだ。ユーザーは9月25日からGaiXerの画面を通じてこれらのモデルを選択し利用できる。

GaiXerは、Azure OpenAI Serviceを基盤に開発され、データ保護やアクセス制御機能を備えた安全なサービスを提供している。業種別テンプレートを用いたプロンプト作成支援や、高品質な回答生成が可能で、多様なクラウドサービスとの結合により、ビジネスの効率化を図ることができる。

FIXERは、クラウド黎明期からクラウドネイティブカンパニーとして活動しており、日本のDX推進に貢献している。同社は、クラウド技術とAIの知見を活かし、企業のビジネス変革を支援する生成AIプラットフォームの提供を続けていく方針だ。詳細は公式サイト「https://www.fixer.co.jp/」で確認できる。