top of page
Generatived(Beta)|生成AIの最新ニュースとトレンドを提供

富士フイルムとJR東日本新幹線がAI検査を導入
Generatived
25/4/9 0:00
富士フイルム(東京都港区)はJR東日本(東京都渋谷区)と共同で、新幹線トンネルのひび割れを自動抽出するAIを実用化した。このAIは「ひびみっけ」の技術を基に、新幹線トンネル検査に特化して開発された。2025年度からはJR東日本の検査業務に導入され、作業の効率化に寄与する。
建設から50年以上経過した社会インフラの維持管理が課題となる中、富士フイルムは2018年に「ひびみっけ」を提供開始。これまでに多くの企業や自治体が導入し、検査作業の効率化を実現している。
富士フイルムとJR東日本は、検査業務のDX化を目指し、AIの実用化に成功。2021年からの取り組みが評価され、人手に頼っていたひび割れ抽出作業を効率化。夜間の検査時間を約2割削減し、新幹線トンネルの維持管理レベル向上に貢献する。
富士フイルムは今後も画像処理技術を活用し、コンクリート建物やダムなどの構造物検査にも応用可能なサービスを展開。社会課題の解決に努める。「ひびみっけ」は、橋梁やトンネルのひび割れ自動抽出により、検査業務の効率化を図るサービスで、全国の多くの顧客に利用されている。