ヘッドウォータース（東京都新宿区）は、Arm社のArm AI Partner Programへの参加を発表。同社はAzure OpenAI Serviceを活用した企業向けGPTサービスの拡充に注力し、生成AIやLLM、RAGシステム、SLMを用いたエッジAIソリューションを開発してきた。

生成AIの軽量化・小型化が進む中、ヘッドウォータースはArm社と連携し、エッジAIやオンデバイスSLMサービスの強化を図る。Copilot+ PC、オンデバイスSLMアプリケーション、マルチモーダルAIを活用したエッジVLMなど、多岐にわたる製品を提供予定。

ARM Partnerプログラムは、技術支援やマーケティング機会、ネットワーク拡大、教育トレーニングなどを提供。ヘッドウォータースは、ARM CPUやNVIDIA GPUを用いたエッジAIサービスを強化し、クラウド外でのデータ処理を必要とする企業に向けたソリューションを提供する計画。

今後、ヘッドウォータースはCopilot PC上で稼働する生成AIアプリケーションとMicrosoft AIソリューションの組み合わせによる開発を進める。本件の業績への影響は軽微で、新たな情報があれば迅速に公表するとしている。SLMは、LLMに比べて軽量でリソース効率が高く、エッジコンピューティングに適している。