Honeywell は、エネルギー分野向けの AI 対応ソリューションを強化するために、 Qualcomm Technologies, Inc. との提携を拡大すると発表しました。このコラボレーションは、Qualcomm の接続性と AI 機能を、Field Process Knowledge System (PKS) などの Honeywell のアプリケーションに統合し、産業環境におけるデータ分析と接続性を強化することを目的としています。

Qualcomm の AI プロセッサと Honeywell のセンシング技術の相乗効果により、新しい一連の産業用センサーが誕生する予定です。これらのセンサーはさまざまなパラメータを監視し、より詳細な情報を現場およびサービス技術者に提供することで、プロセス産業の効率と精度の向上につながります。

クアルコムのナクル・ドゥガル氏は、コネクテッド・インテリジェント・エッジを進化させ、業界全体でDXを推進する AI ソリューションの開発への取り組みを強調しました。ハネウェルのプラメシュ・マヘシュワリ氏は、クアルコムのプロセッサとハネウェルの AI テクノロジーを組み合わせることで、現場作業員や自律運用に変革をもたらす可能性を強調しました。

Honeywell とQualcommによるこれまでの取り組みには、AI 対応のマルチモーダル インテリジェント エージェントの開発が含まれており、流通および小売業の作業員がハンドヘルド デバイスと自然にやり取りできるようにします。Honeywell は、2025 年にコンピューター ビジョンをさらに Field PKS に組み込み、プロセス産業での可能性の限界を押し広げる予定です。Honeywell の AI 取り組みの詳細については、産業用自律ソリューションの Web ページをご覧ください。