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ILI（東京都渋谷区）は、Apple Vision Proを活用した独自の研究開発を進めている。同社は、米Apple社の製品発売からわずか3力月で、建設技術伝承やコンサート体験、介護施設での映像体験など、多岐にわたる分野での応用を模索している。

ILIの杉山大輔代表は、Apple Vision Proを用いて建設現場の3Dモデリングや安全点検を行う技術を開発。また、自立支援施設でのトレーニングにも応用し、利用者の自信とスキル向上を目指している。同社は、2台のApple Vision Proをクライアントや関係者に貸し出し、実際の使用感をフィードバックとして取り入れている。

日本では6月28日にApple Vision Proが発売される予定だが、ILIは既に国際的な研究開始に取り組んでいる。日本国内の関係者は、この遅れに危機感を持つべきだと同社は指摘している。

ILIには、AI/DX事業部に所属する杉山丈太郎もいる。彼は19歳で起業し、Apple Vision Proを含む最新技術を駆使したアプリ開発に取り組んでいる。また、写真家の宮澤正明が撮影した写真を日替わりで楽しめるアプリ「Japan Everyday」にも、Apple Vision Proの機能を実装する研究を進めている。