ナレッジセンス（東京都港区）は、法人向けChatGPTシステム「ChatSense」において、OpenAI社の最新AIモデル「OpenAI o1」への対応を予定していると発表した。この「o1」は、特に理数系の問題解決に優れた能力を持ち、企業の複雑な課題に対応することが可能になる。

同社によると、OpenAI o1は「GPT-4o」を超える性能を持ち、長期的な思考を要する問題に対しても高い解決能力を発揮する。ChatSenseを通じて法人ユーザーは、この新しいAIモデルを活用し、業務の質を向上させることができるようになる見込みだ。

ナレッジセンスは、ChatSenseを用いて企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しており、400社以上の大企業や大学に導入されている。セキュリティを重視した環境でChatGPTを利用できる点が評価されている。今回のOpenAI o1への対応により、さらに多くの企業が高度なAIを安全に利用できるようになると期待されている。

詳細情報や法人プランに関するお問い合わせは、ナレッジセンスの公式ウェブサイト上で提供されている。同社は、今後も生成AIの活用を通じて、企業の生産性向上に貢献していく方針を示している。