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LayerX（東京都中央区）は、業務効率化クラウドサービス「バクラク」シリーズに新機能を追加した。これにより、メールアドレスを持たない従業員もアカウント登録・ログインが可能になる。パートやアルバイト、契約社員など、従来デジタルツールの利用が難しかった層が対象だ。

同社によると、新機能「ログインIDユーザー」は、特に製造業や小売・飲食業などの現場中心の業態で働く人々の業務をデジタル化する。これにより、立替経費精算や勤怠管理などがスムーズに行えるようになり、業務効率化と内部統制の強化が期待される。

「バクラク」は稟議や経費精算、勤怠管理などをサポートするサービス群で、AIや自動化技術を活用している。LayerXは、今後も使いやすいプロダクトの提供を続けるとしている。興味がある場合は、公式サイトから電話での案内予約が可能だ。

LayerXは、経済活動のデジタル化を目指すスタートアップ企業で、2018年に設立された。法人支出管理や人的資源管理などのクラウドサービスを提供し、デジタルネイティブなアセットマネジメント会社やAI・LLM事業なども手がけている。