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マネーフォワード（東京）は、契約書管理サービス「マネーフォワードクラウド契約」において、AI-OCRを活用した「AI自動入力機能」のβ版をリリースした。この機能により、契約台帳の作成と管理が自動化され、法務部門の作業効率が向上する見込みだ。

同機能は契約書のPDFをアップロードするだけで、AIが文書の内容を読み取り、必要な情報を自動で入力する。これにより、紙の契約書も電子管理が可能となり、一元管理が実現する。β版は一部ユーザーに提供され、2024年7月には全ユーザーに向けて展開される予定だ。

また、この機能にはOpenAI社の最新AIモデル「GPT-4o」が使用されている。契約業務の電子化が進む中、過去の紙契約書のデジタル化と管理の手間を軽減することが期待される。

「マネーフォワードクラウド契約」は、契約書の作成から管理までの全業務をサポートする。AI技術を取り入れた新機能により、ユーザー体験の向上を図りながら、契約業務の負荷とコスト削減を目指す。今後も機能拡張を進め、契約書管理の効率化を推進していく。