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長崎市役所（長崎市）は、議事録作成の効率化を目指し「ScribeAssist」の導入を決定した。従来、議事録の作成には外部機関への委託を行い、納品まで約20日を要していたが、この新システムにより、作業期間が大幅に短縮された。

「ScribeAssist」は、会議の音声をリアルタイムでテキスト化することが可能で、800件以上の自治体での導入実績がある。長崎市役所では、トライアルを通じて業務効率化を実感し、正式導入に至った。現在、本会議の議事録作成には、このシステムを利用し、外部委託先への提供も行っている。

アドバンスト・メディア（東京都）は、AI音声認識AmiVoiceを活用したソリューションの利用拡大を進めている。同社は、議事録作成の課題を抱える自治体や企業の業務効率化を支援し続ける方針だ。

長崎市役所は「ScribeAssist」の導入により、議事録作成の負担軽減と効率化を実現。リアルタイムでの文字起こしにより、会期中の迅速な情報共有に貢献している。2024年2月からは、本会議の傍聴席で字幕表示も開始し、より多くの市民が議会を傍聴しやすい環境を整備した。