NetApp（カリフォルニア州サンノゼ）は、AIイノベーションを加速するための新たな協業を発表。生成AIを活用するインテリジェント・データ・インフラを提供し、企業のビジネスとITの進展を支援する。ガートナーの調査では、AIソフトウェアへの支出が2027年には2,979億ドルに達すると予測されている。

ジョージ・クリアンCEOは、NetApp INSIGHT 2024でデータ・インテリジェンス時代に向けたビジョンを提示。インテリジェント・データ・インフラストラクチャーがデータのセキュリティ、ガバナンス、常時更新を確保し、生成AIスタックに対応する方法を示した。NetApp ONTAP®上でAIを実行するためのビジョンも発表される。

ネットアップは、NVIDIA DGX SuperPOD認定のためのONTAPストレージを開始。企業はデータ管理機能を活用し、大規模AIプロジェクトに対応可能に。グローバル・メタデータ・ネームスペースの構築で、データを安全に探索・管理し、AIのための特徴抽出やデータ分類を可能にする。

クリシュ・ヴィタルデヴァ上級副社長は、生成AIを活用し、業界アプリケーションで革新を推し進める企業を支援すると述べる。ネットアップは、AIエコシステムとの連携を通じて革新を行い、Domino Data LabsやLenovoとの提携を通じてAIワークフローの統合を強化。FlexPod AIの新機能もリリースされる。