ネットアップ（カリフォルニア州サンノゼ）は、エンドツーエンドの統合ソリューションを発表。このソリューションは、エージェンティックAIアプリケーションの強化を目指し、ネットアップのデータインフラとエヌビディアのAI技術を融合させたものだ。ONTAPユニファイド・ストレージ・オペレーティング・システムに新機能を導入し、企業のデータストレージを統合することが可能に。

エヌビディア（カリフォルニア州サンタクララ）のAIソフトウェアとアクセラレーション コンピューティングが、ネットアップのインフラと組み合わさることで、企業はデータを知識に変え、AIエージェントがその知識を行動に変えることができるようになる。NetApp AIPodアーキテクチャとONTAP、BlueXP統合コントロール プレーンがNVIDIAの技術と連携し、データ管理を強化。

バーブ・ベーラ氏（ネットアップ最高製品責任者）は、AIアプリケーションの強化とビジネスの進歩を推進するためには、データの可能性を最大限に引き出すことが重要と述べる。ネットアップのデータ管理エンジンとエヌビディアのAIソフトウェアの組み合わせにより、複雑なビジネス課題に取り組む新たな道が開かれると強調。

ネットアップは、NVIDIA DGX SuperPODを備えたAFF A90プラットフォーム上のONTAPストレージの認定プロセスを開始。これにより、顧客は大規模なAIプロジェクトでのデータ管理機能を利用できるようになる。NetApp ONTAPは、AIトレーニング ワークロードのデータ管理における妥協の必要性を排除し、言語モデルのデータ管理課題に対処する。