インバウンドテック（東京都新宿区）のグループ会社OmniGrid（東京都新宿区）は、業務効率化AIツール「BizTAP AI」に新機能「BizTAPアバターAIサービス」を追加した。AIと3次元アバターを組み合わせ、リアルタイムで口の動きを合わせるリップシンク技術を採用し、RAG技術と生成AIを融合した会話システムを実現した。

このサービスは、企業独自の学習データを活用し、3次元アバターがテキストや音声で回答する機能を持つ。利用者は、アバターの外見や音声、話すスピードを自由に設定できる。これにより、24時間365日のバーチャルカスタマーサポートや多言語対応の通訳サービスなどが可能になる。

活用事例としては、教育コンテンツ、AI問い合わせ窓口、AI通訳、ホテル受付などが挙げられる。各企業のニーズに合わせたカスタマイズが可能で、多様な分野での応用が期待される。AIで解決できない問題には、インバウンドテックの多言語コールセンターに繋ぐ連携も整備されている。

OmniGridは、今後も「BizTAPアバターAIサービス」を通じて、企業のデジタル化を支援し、顧客体験の向上と業務の効率化を目指す。AI技術と3Dアバター技術の進化に合わせて、サービスの拡充と改善を続ける方針だ。