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Polimill（東京都港区）は、新しいSNS「Surfvote」で社会課題の解決に向けた意見募集を開始。6月6日には「自分そっくりな｢AI｣を欲しいか？」というイシューを掲載し、ユーザーからの投票を受け付けている。

Surfvoteは、専門家や大学教授が社会の課題を取り上げ、毎日新しいイシューを提供。ユーザーは登録後、意見に賛同する選択肢を選んで投票やコメントをすることが可能。Polimill社は、多様な意見を集めることで共通の価値観を見出すことを目指している。

ChatGPTなどのAI技術が注目される中、博報堂生活総合研究所の調査では「AIを信じる」と答えた人が53.6%に上る。自分そっくりなAIの出現は、精神的サポートやタスク代行に有用だが、自己肯定感への影響などのリスクも指摘されている。Surfvoteではこれらの問題について広く意見を募集している。

イシューを執筆した松井博代さんは、博報堂生活総合研究所の上席研究員。マーケターとしての経験を生かし、女性の社会進出や生活者のインサイト研究に従事。情報過多の時代に直感や感性の活用を重視し、Surfvoteを通じて社会課題への意識を高める活動を行っている。