クラウドワークス（東京都渋谷区）は、AIを活用した「AIプロパートナープラン」の提供を開始すると発表した。このプランは、企業の生産性を向上させるために、AI専門のプロフェッショナル人材とAI SaaSを組み合わせて提供するものである。顧客企業の経営課題をヒアリングし、適切な人材とAIツールをマッチングすることで、業務改善と効率化を実現する。

同社は、人材不足が問題となる中、AIプロ人材とAI SaaSのセット提供により、労働力の拡大と生産性の向上に貢献する。また、ノンコア業務を外部に委託することで、社員がコア業務に集中できる環境を整え、売上の成長にも寄与するとしている。具体的な活用事例としては、Webメディア制作企業がAIプロ人材を活用してコンテンツ制作のコスト削減を実現したケースなどが挙げられる。

クラウドワークスは、600万人以上のフリーランスデータベースから、AI活用に長けた「AIプロ人材」を提供する。また、法人向けに特化した生成AI SaaS「クラウドワークス AI for biz」を利用することで、会社全体の業務効率を向上させることが可能だ。さらに、生産性向上コンサルタントによるDX提案も行い、企業のデジタル変革を支援する。

今後、クラウドワークスは「Japan IT Week 秋」と「Nextech Week 2024 秋」の展示会に出展し、企業の課題解決に向けた相談ブースを設ける予定だ。興味のある企業は、事前登録をして相談に訪れることができる。同社は、オンライン人材マッチングプラットフォームを通じて、企業と個人のつながりを強化し続けている。