Seeed Studio は、物理空間の知能を高めることを目的とした AI 搭載の新デバイス、SenseCAP Watcher の発売を発表しました。現在 Kickstarter で入手可能なこのデバイスは、さまざまなセンサーを搭載しており、ユーザーのプライバシーを維持しながら、コマンドを理解して実行し、環境を把握し、既存のシステムと統合することができます。

SenseCAP Watcher は、空間の監視、ターゲットの識別、イベントの検出に優れており、ユーザーにタイムリーなアラートを提供します。音声コマンドまたは SenseCraft アプリを通じて操作し、ハンズフリーでユーザーが監視対象空間の情報を常に把握できるようにします。

SenseCAP Watcher は、デバイスに AI を組み込んでおり、オブジェクトやアクションを検出し、統合された LLM で分析して詳細な洞察を得ることで、高度なシーン理解を実現します。この機能により、正確なイベント監視が可能になり、運用コストの削減に役立ちます。

このデバイスは、 IoTプラットフォームの動作センサーとして機能し、インターネット経由でデータをストリーミングし、一般的なマイクロコントローラーやシングルボードコンピューターと互換性があるなど、幅広い統合オプションを誇ります。さらに、Seeed Studio は、SenseCAP Watcher を完全にカスタマイズ可能にし、プライバシーとデータ制御を強化するローカル LLM 展開をサポートすることで、オープンソース開発への取り組みを強調しています。

SenseCAP Watcher の Kickstarter キャンペーンは 2024 年 9 月 12 日から 10 月 12 日まで実施され、早期購入特典は 79 ドルから提供されます。AI 対応センサー ネットワークとエッジ コンピューティング ソリューションで知られる Seeed Studio は、この最新の製品を通じてオープン ハードウェア コミュニティを継続的にサポートします。