ServiceNow（ニューヨーク）は、Now Platform Xanaduリリースに伴い、AIを活用した新たな業界別ソリューションを発表。Now Assistをテレコム、メディア、テクノロジー、金融サービス、公共機関などの分野に拡張し、組織のAI活用を促進。銀行業向けNow AssistはVisaと共同で構築されたServiceNow Disputes Managementと統合され、生産性と顧客ロイヤリティの向上を実現。

小売業界向けには、Retail OperationsとRetail Service Managementソリューションを提供。これにより、全チャネルと店舗で一貫した顧客体験を実現し、小売業のエコシステムを統合。ServiceNowは、BT、Sunoco、Ignyteなどの組織において、顧客サービスや体験を向上させるためのソリューションを提供している。

ブレイク・マコーネル氏（ServiceNow業界別製品担当VP兼GM）は、「汎用的なソリューションの時代は終わり、各組織の明確なDXニーズに応えるソリューションが求められている」と述べる。ServiceNowは、AIを搭載したNow Platformを通じて、業界を問わず顧客と提携し、課題を迅速かつ効果的に解決するソリューションを構築している。

リトゥ・ジョティ氏（IDCグループVP兼GM）は、「生成AIをビジネスの中核に戦略的に導入することで、各業界の組織は新たなレベルの生産性と顧客満足度を引き出し、持続可能な成長を促進できる」と指摘。ServiceNowの業界ソリューションへのAI統合は、顧客中心のイノベーションへのコミットメントを示していると評価している。