SLB（モナコ）は、NVIDIAとの提携を強化し、エネルギー業界向けの生成AIソリューション開発を加速すると発表。NVIDIA NeMo™を活用し、Delfi™やLumi™プラットフォームを含むグローバルプラットフォームでAI基盤モデルの展開を拡張する。

同社はNVIDIAと協力し、地下探査や生産オペレーションなどの分野でカスタム生成AIモデルを構築。これにより、専門家が新たな手法で技術プロセスを駆使し、価値向上と炭素排出量削減を目指す。

SLBのオリヴィエ・ル・プーシュCEOは、生成AIがエネルギー生産と脱炭素化のバランスを支える重要な要素となると述べる。NVIDIAとの協力でカスタマイズされたAIソリューションを開発し、運用の最適化と効率向上を図る。

NVIDIAのジェンセン・ファンCEOも、AIがエネルギー業界に持続可能な資源提供のためのツールを提供するとコメント。SLBとの提携は2008年から続き、今回の発表はモナコでのSLBデジタルフォーラム2024で行われた。詳細はslb.com/NVIDIACollaborationで確認できる。