Smartsheet は、 ENGAGE カスタマー カンファレンスで AWS とのコラボレーションを発表し、 SmartsheetデータをAmazon Q Business と統合する新しいコネクタを導入しました。AWS のこの AI 搭載アシスタントにより、ユーザーはエンタープライズ システムと対話して、洞察、コンテンツ生成、タスク完了を実現できます。このコネクタは、シームレスな検索エクスペリエンスを提供することを目的としており、従業員はSmartsheetからプロジェクト関連情報にアクセスして、情報に基づいた意思決定を行うことができます。

データ サイロの問題に対処するため、このコネクタはSmartsheetのデータをSalesforceや Microsoft Teams などのAmazon Q Business で有効になっている他のソースと統合するように設計されています。この統合により、Fortune 500 企業のかなりの部分を含むSmartsheetの広範なユーザー ベースにメリットがもたらされると期待されています。Smartsheet と AWS のパートナーシップは、AI アシスタントを通じて作業管理データに簡単にアクセスできるようにすることで、生産性と効率性を高めることに重点を置いています。

たとえば、サービス運用マネージャーは、コネクタを利用してAmazon Q Business アシスタントにSmartsheetからの洞察を問い合わせることで、プロジェクトの配信を効率化できます。AI アシスタントは、セキュリティ プロトコルを維持しながら、接続されたデータ全体を詳細に検索します。このプロセスにより、プロジェクトをより効率的に監視できるようになり、顧客満足度、正確性、サービス品質が向上することが期待されます。

Smartsheet の戦略には、そのプラットフォームを主要なエンタープライズ AI ツールと統合することが含まれており、AWS との提携はこの方向性を反映しています。同社はまた、ナレッジ管理と従業員の生産性を最適化するために、社内でAmazon Q Business を採用しています。現在パブリック プレビュー中のSmartsheetコネクタの導入により、両社はチームのワークフローを変革する AI 機能を継続的に進化させています。Smartsheet の AI への取り組みは、すべての顧客に AI ツール スイートを提供することにまで及び、エンタープライズ作業管理の強化に注力していることを示しています。