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LegalOn Technologies（東京都渋谷区）は、AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」の製薬業界向け法務コンテンツを強化する。これは運輸・物流業界に続く二つ目の業界特化型コンテンツの拡充である。同社は、製薬業界の法務担当者が直面する複雑な法規制に対応するための支援を提供する。

製薬業界は「薬機法」など厳格な法律によって規制されており、法令遵守は業界の大きな課題だ。LegalOn Technologiesは、治験契約や医療機器預託販売契約などのひな形を提供し、法務業務の品質向上と効率化を図る。また、自動レビュー機能を通じて共同研究開発契約などの審査を支援している。

同社は、弁護士の法務知見とテクノロジーを組み合わせたソフトウェア開発により、製薬業界の法務業務をサポートする。今後も医療機器保守契約などのひな形の提供を拡充し、契約審査の支援を加速する計画だ。利用者は「LegalOn Cloud」のレビュー機能を通じて、これらのサービスを利用できる。

松田綜合法律事務所の徐 靖弁護士は、製薬業界の法規制について解説し、法務業務の品質向上に貢献する。また、9月24日には「薬機法の重要ポイントは？　薬機法の基礎から契約実務まで解説」と題したオンラインセミナーを開催する。参加は無料で、詳細は「LegalOn Cloud」のセミナーページで確認できる。