テレシー（東京都港区）は、業務効率化とクライアントニーズへの対応強化を目的に、0次分析AIツールを開発し導入した。このAIツールはOCR技術を活用し、WEBサイトや紙文書から情報を収集し、最適なベネフィットとキャッチコピー案を生成する。その結果、分析作業時間を33％短縮することに成功した。

同社の「テレシーアナリティクス」は、テレビCMの効果を測定しながらPDCAサイクルを回すことが可能な分析ツールで、2022年8月に特許を取得（特許7112816）。2023年5月には、ユーザーインターフェイスでCUDOのCUD認証も取得した。

CARTA HD（東京都）は2023年4月、「CARTA Generative AI Lab」を立ち上げ、グループ各社と連携して生成AIの研究開発と社内活用を進めている。テレシーと「CARTA Generative AI Lab」の共同開発による0次分析AIツールは、CARTA HDのデジタルマーケティング技術と電通のテレビCM知識を融合し、高品質なサービスを提供する。

テレシーは、運用型テレビCMを中心に、クライアント企業の課題解決を目指すマーケティングパートナーとして活動。戦略策定からCM制作、メディアバイイング、効果測定までを一貫してサポートし、事業成長に貢献している。