Generatived（Beta）｜生成AIの最新ニュースとトレンドを提供

東急不動産（東京都渋谷区）とソフトバンク（東京都港区）は、自然言語処理モデル「GPT」を基にした「地域特化型生成AI」を開発。2024年11月11日より、広域渋谷圏の情報を活用した共同実証を開始すると発表した。

共同実証では、観光案内所に設置されるタッチ式サイネージを通じて、来街者に対して訪問先の提案を行う。これにより、広域渋谷圏の魅力向上と満足度の向上を目指す。

東急不動産とソフトバンクは、竹芝地区での都市OSの活用経験と、広域渋谷圏の情報を組み合わせ、スマートシティの新たなモデルケース構築に向けた実証を行う。地域特化型生成AIは、来街者の興味や目的に合わせた提案を行い、行動変容を促す。

広域渋谷圏は、渋谷スクランブル交差点や忠犬ハチ公像などの観光名所が有名だが、飲食やショッピングの認知度は低い。そこで、地域特化型生成AIを活用し、来街者に多様な魅力を訴求し、回遊性の向上を図る。実証結果を基に、今後のスマートシティの可能性を探る。