Bytecode（本社所在地）は、生成AIの進展により、ユーザーがプロダクトやサービスを扱う方法が変化していると発表した。AIを活用することで、音声や自然言語を使ってビジネスデータに関する質問が可能になり、ユーザーとデータの間に新しいインタラクションを提供している。Bytecodeは過去10年間で1,000以上の組織にデータスタックとLookerの構築を支援し、信頼性の高いセルフサービス型分析を実現してきた。

Google CloudのデータとAIクラウド（BigQuery、Looker、Vertex AI）に投資した顧客は、AIの導入が予想以上に容易であることに満足しているという。Lookerを使用する顧客は、信頼できるインサイトを迅速に得て、AIを活用したビジネスインテリジェンスを実現する利点を享受している。しかし、大規模言語モデル（LLM）は、顧客のデータやビジネスに特化した知識に関してはまだ不十分であると指摘されている。

Bytecodeは、Geminiの大規模言語モデルとLookerのセマンティックレイヤを組み合わせることで、顧客のビジネスに基づいた分析エージェントのファインチューニングを行い、信頼できるインサイトへのアクセスを提供する新しいインターフェースを開発した。これにより、エンドユーザーは質問するだけで分析の回答を得られるようになり、需要が急増している組織もある。

SaaS型職場管理プラットフォームのOfficeSpaceは、AIエージェントを製品に統合し、デスク予約やスペース管理を効率化している。GeminiモデルとLookerを活用することで、ダッシュボードを超えた精度の高いインサイトを提供し、ユーザーが同じ回答を得られるようにしている。OfficeSpaceは、AIモデルを特定のユースケースに合わせてチューニングし、LookMLを使用してクエリを生成している。