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truestar（東京都渋谷区）は、2023年6月末にSnowflakeが発表した新フレームワーク「ネイティブアプリ」を活用したデータ分析アプリを開発し、Snowflakeマーケットプレースで公開を開始したと発表した。Snowflakeネイティブアプリは、2023年6月下旬にラスベガスで開催されたSnowflake Summitで初公開されたもので、一部の企業のみが新しいアプリケーションを発表している。truestarは、この新フレームワークを活用して逆ジオコーディングアプリを開発し、サービスリリースと同時に提供を開始した。Snowflakeネイティブアプリフレームワークは、ユーザーのデータをクラウド環境上で安全に共有する新しい仕組みだ。これにより、アプリケーションプロバイダーとユーザーは、データのセキュリティーやガバナンスの問題を解決し、サービスの提供コストを大幅に削減することが可能になる。また、多数のユーザーが同時に利用する際に処理の競合が発生しない点も、ユーザーとプロバイダー双方にとって大きな利点となる。truestarが開発した逆ジオコーディングアプリは、位置情報から住所情報への変換を行うもので、商用二次利用可能なオープンデータを活用している。このアプリは、Snowflakeマーケットプレース上で無償提供され、ユーザーは処理に必要なコンピュート費用のみで利用が可能だ。また、このアプリは、データの粒度を粗くすることで、特定の住居や小規模施設への行動の識別が困難になり、データの取り扱いが容易になるという利点があるという。今後、truestarは、Pythonでウェブアプリを簡単に実装するStreamlitとの連携や、さまざまなプログラミング言語や外部の機械学習プラットフォームをSnowflake環境内で実行可能にするContainer Service、大規模な機械学習の計算処理を可能にするGPU導入など、新機能の導入を予定している。これらの新機能により、ネイティブアプリのケイパビリティーは大きく向上し、ビジネスニーズが間違いなく高まると同社は予想している。また、truestarは、独自アプリの開発・販売を増やすとともに、Snowflake上でのアプリケーション開発を支援するサービスを開始し、新たな領域でお客様のビジネスの拡大に貢献していくとしている。