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日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会（東京都港区）は、ヒアリングフレイルをテーマにした短編映画『気づかなくてごめんね~デイサービス編』の英語版制作を完了し、YouTubeで公開開始した。この映画は、難聴による誤解と孤立を描き、聴覚支援機器の重要性を訴える内容だ。

同協会は、映画を通じて難聴に関する認識を世界に広めることを目指している。英語版の制作には、クラウドファンディングを利用し、目標金額150万円を達成。武田知大監督と中石真一路代表がプロジェクトを推進した。

映画全編の翻訳には、動画生成AIサービス「こんにちハロー」が技術協力。AIと人の手による翻訳作業を組み合わせ、映画特有の複雑なシーンも高精度に翻訳。これにより、英語版の制作が可能となり、世界初の試みとして注目されている。

今後、同協会は映画『気づかなくてごめんね』英語版を通じて、国際的な啓発活動を展開していく。詳細は協会のウェブサイトで確認できる。また、聴こえ支援スピーカー「comuoon」シリーズの提供を通じて、聴こえやすい社会づくりを推進していく方針だ。