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うるる（東京都中央区）は、自社開発のAIシステムを入札情報速報サービス「NJSS（エヌジェス）」に搭載し、「業種検索機能」をリニューアルしたと発表した。うるるは、労働力不足問題を解決するために、ITやAIを活用したDX推進と、クラウドワーカーなどの新たな労働力の創出・活用を組み合わせてきた。2008年にリリースしたNJSSは、全国の官公庁・自治体・外郭団体など8,300機関の入札・落札情報を一括検索・管理できる業務支援サービスで、クローラーによる自動収集と、クラウドワーカーが目視・手作業で収集した最新の入札・落札情報を企業に提供してきた。うるるは、入札・落札情報の収集にかかる時間や手間を削減するだけでなく、企業が効率よく応札できるようにするため、AI技術を活用した機能改善の検証を進めてきた。そして今回、生成系AIやLLM（大規模言語モデル）などの技術発展により、開発期間の短縮や、AIの活用によるデータの活用精度の向上が進んだことから、NJSSがこれまで収集・蓄積してきた約15年分の入札・落札情報のビッグデータと生成系AI「ChatGPT」、そして独自開発の「機械学習モデル」を掛け合わせたAIシステムを自社開発し、NJSSの「業種検索機能」のリニューアルを実施した。このリニューアルにより、「業種検索機能」の精度は従来機能と比較して178%以上を実現した。NJSSユーザーは、必要な入札案件をスピーディーに見つけることができ、企業の入札関連業務の効率化につながる。また、入札初心者でもすぐに入札案件を見つけることが可能になり、関連度の高い入札情報が表示されるようになることで、応札機会ロスを防止する。うるるは、今後も「入札に関するあらゆる困りごと」を解決し、中小企業を始めとする多くの企業の入札マーケットへの参入を後押しし、入札マーケットを盛り上げ、経済および社会への貢献を目指す。また、「労働力不足問題の解決」を目指し、新たな労働力の創出と活用、そしてITやAIの力を掛け合わせ、日本におけるDXの推進と生産性向上に貢献するとしている。