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メンテル（東京）と竹中工務店（大阪）は、オフィス空間評価サービス「GISTA」の機能拡張に向けた協議を開始した。執務者の位置情報や生体情報を活用し、集中力向上を促すレコメンド通知機能の実装を目指す。

竹中工務店が提供する「GISTA」は、執務空間の利用状況を分析するシステムだ。メンテルはこのシステムに、AIを駆使したレコメンド機能を組み込むことで、従業員のパフォーマンスを向上させることを目指している。

「GISTA」は現在、執務者の生体情報と位置情報を基に、集中力の低下する時間帯を特定するデータを提供している。このデータを基に、オフィス環境の最適化を図ることが可能となる。新たなレコメンド通知機能は、個々の執務者に合わせた集中力向上の提案を行う。

竹中工務店は、2024年度内に「GISTA」アプリにレコメンド通知機能を実装する予定だ。統計処理と機械学習を用いて、個人の行動履歴や生体情報を基にしたカスタマイズされた通知を提供することで、効率的なオフィス環境の実現を目指す。