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町田市（東京都）は、職員の議事録作成を効率化するため「議事録サポートAI」を導入すると発表した。このシステムは、音声データを自動で文字に変換し、議事録の作成を容易にする。また、文章生成AIをGPT-4にバージョンアップし、さらなる作業効率の向上を図る。

従来、職員は音声を聞きながら手動で文字起こしを行っていたが、「議事録サポートAI」の利用により、その手間が大幅に削減される見込みだ。このサービスはNTTデータとの共創により実現したもので、高精度な音声認識技術が特長である。

「議事録サポートAI」は、生成した議事録を文章生成AIに入力することで、議事要旨や企画書の作成など多岐にわたる用途に活用可能だ。町田市はAzure OpenAI（ChatGPT・Whisper）を使用し、情報セキュリティを確保しながら安全にサービスを利用している。

試験導入の結果、市の有識者会議での作業時間を約96%削減できたという。導入から1か月で約200時間分、約350回分の音声データを議事録として生成した実績がある。町田市は、今後もジェネレーティブAIを活用した市民サービスの向上を目指している。